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高齢者はお薬の服用に注意が必要

2019年10月03日
血圧測定器

高齢者は、高血圧、糖尿病、関節炎などにかかりやすいです。
すぐに治るような病気であれば薬を飲む期間も短いのでまだいいのですが、これらの病気は慢性疾患であり、治療薬として使われる薬のほとんどは何年にもわたって服用されます。
そうなると必然的に若い人とくらべると多くの薬を服用する傾向にあります。

また高齢者は薬の副作用のリスクが増加します。
そのリスクは若い人の2倍以上ともいわれています。
その原因は単に飲む薬の量が多くなっただけではありません。

年齢とともに体内の水分が減少していきます。
また脂肪組織は増えていきます。
そのため薬を希釈する水分が不足しがちで体内における薬の濃度も高くなります。
また薬は脂肪組織に貯蔵されやすいです。
脂溶性の薬になるとさらに顕著になります。
さらに高齢になると肝臓が薬を代謝する能力、腎臓が薬を排泄する能力が低下していきます。
そのため高齢者が薬を服用するときには若い人よりも注意が必要になるのです。

高齢者に多くなるのが高血圧です。
その治療薬としてノルバスクがあります。
成分名はアムロジピンであり、同成分のアムロジン錠という降圧薬があります。
カルシウム拮抗剤のひとつで、血管の平滑筋にある受容体にカルシウムが結合することを阻害することで血管拡張作用をもっています。
通常、高血圧症や狭心症の治療薬として使用します。
ノルバスクは、安全性もかなり高く、副作用も少ないことで知られています。
患者の年齢にも関わりなく多くの人々に処方されている薬です。

ノルバスクは他の病気の治療をうけている高齢者に対してよく使用される薬です。
特徴として長時間にわたって作用します。
半減期は35時間程度、急激な作用をすることはなく緩やかな作用をします。
最高血中濃度になるのは服用後薬6時間後です。