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高齢者の虚弱フレイルの予防方法

2019年11月21日
患者を診ている医者

高齢になることによる筋力の衰えや疲れやすさなどはこれまで単なる老化であり、自然なことであるという諦めがありました。
しかし、高齢者の病気の専門医などが創る日本老年医学会はこの高齢者の虚弱状態を「フレイル(Frailty)」という名称に統一しました。
フレイルは「筋力や心身の活力が低下した状態」と日本老医学界により提唱されています。
高齢者が介護が必要になる手前の段階で、そのまま何の対策も取らなければこのフレイルの段階を経て要介護状態に移行する可能性が高いですが、対策をとることによってフレイルを予防し、要介護状態に陥るのを防げる可能性があります。
米老年医学界の基準によれば、(1)体重の減少(2)歩行速度の低下(3)握力の低下(4)疲れやすい(5)身体の活動レベルが低下の五つの評価基準のうち三つ以上が当てはまればフレイルの疑いがあるとしています。

フレイルの予防には、ビタミンやミネラル、たんぱく質を含んだ栄養価の高い食事や適度な運動・筋トレ、感染症に気を付けること、病気や手術などの後はリハビリを行って身体能力の回復を図ること、などがあります。
ここで今回着目したいのが高齢者の高血圧です。

高齢者で高血圧の人は少なくありません。
高齢化のために動脈硬化が進行して血圧が高まっていることが多く、65歳以上の高齢者では約60%が高血圧に罹患しているとされています。

ノルバスクは高齢者でも安心して服用することのできる降圧剤です。
ノルバスクは細胞内にカルシウムが流入するのを防いで血圧を低下させたり狭心症の発作を置きにくくしたりする薬です。
特徴としてはゆっくりと長時間効くことと、血糖や尿酸、脂質に影響がないことなどがあり、合併症が多くある高齢者にもノルバスクは安心して服用することができます。
このように、体の状態とうまく付き合いながら、フレイルを予防していくことが必要です。