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高齢者に注意!フレイルとは?

2019年10月19日
血圧を測定される患者

年齢とともに体の不調が増えてくるものです。
たんなる老化と違って注意が必要なこととしてフレイルがあります。
弱さ・虚弱という意味の英単語「frailty」が語源となっています。
筋力や心身の活力が低下した状態で放置すると要介護につながる段階です。
健康と病気の中間のような段階とも考えられます。

判断基準として、体重が減少していないか、最近疲れやすくなった、筋力の低下、歩くのが遅くなった、身体の活動性の低下などがあります。
横断歩道を青信号のうちに渡るのがきつくなっているようでは要注意となります。

身体能力が低下すれば、買い物にも出かけたり外出することがおっくうになります。
人と接する機会が減ると判断力・認知機能まで低下するという悪循環に陥ります。
予防方法としては、たんぱく質、ビタミン、ミネラルを含む食事、ストレッチ、ウォーキングなどの適度な運動、感染症に気をつけること、複数の病気の治療で多くの薬を服用しているときは主治医と相談するなどがあります。

ところで高齢になってくると気をつけたいのが高血圧です。
そのための治療薬としてノルバスクがあります。
効果が現れるまでの時間は比較的ゆっくりしています。
そのためすぐに血圧を下げたいときには適した薬ではありません。

高血圧の治療のときに注意しないといけないのは薬が過度に作用して血圧が下がりすぎることです。
そして過度の降圧はフレイルを進行させる要因にもなっています。

ノルバスクの場合、服用後に薬の血中濃度が一番高くなるのは6時間後で、半減期も35時間程度と、ゆっくり長く作用する薬です。
またノルバスクは副作用がほとんどないのも特徴です。
主な副作用として「ほてり」がありますが、その確率も0.8%と低い値になっています。