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ノルバスクの服用と降圧作用の延長で低血圧になるかも

2020年04月16日

ノルバスクの有効成分はアムロジピンです。
アムロジピン製剤は他にもアムロジン、ジェネリック製剤が多数あります。
アムロジピン製剤は日本の高血圧治療において最も使用されている薬と言っても過言ではありません。
なぜ高頻度に使用されているのかというとノルバスクをはじめとするアムロジピン製剤は降圧作用が強いためです。
高血圧治療で最も優先されることは降圧効果です。
ですから自ずとノルバスク使用の優先順位が上がるのです。
ノルバスクの問題点は、他剤との相互作用を起こす可能性があることです。
ノルバスクの有効成分アムロジピンはCYP3A4で代謝され、P糖タンパクによって体外に排出されます。
このCYP3A4とP糖タンパクは数多くの薬が通過する消失経路となっています。
それを奪い合うと、それぞれの消失速度が低下し、血中薬物濃度が高くなり、それぞれの薬の作用が増強し、治療のコントロール不良、副作用発現につながってしまいます。
ノルバスクはこういった要因が重なると、降圧作用の延長で低血圧が発現します。
低血圧が発現することによってめまいやふらつきが起こることがあります。
そのような低血圧症状を感じた場合は車の運転等には注意しましょう。
またノルバスクの血管拡張効果の延長で、頭痛が起こる可能性があります。
血管が拡張すると、脳の容積全体に対する血管の占める割合が増加します。
すると他の脳組織を圧迫し、痛覚神経を圧迫した場合には痛みを感じることもあります。
また他にも作用の延長で、鼻づまり、歯肉肥厚などが起こることもあります。

特に併用薬が薬物間相互作用を起こした場合にこういった副作用が増強する可能性が高いので、他の病院で薬を処方していもらっている場合には必ず医師に併用薬を申告するようにしましょう。